慰謝料請求したい方のよくあるご質問

不倫・浮気の慰謝料請求をしたい方のよくあるご質問とその回答をご紹介します。

どうぞ参考にしてください。

浮気・不倫の慰謝料を請求する際には、

①不貞行為の立証　②相手方の名前や住所の特定　③不法行為の要件の確認

といったポイントを確認することが必要となります。

①の不貞行為の立証については、証拠として現状どのようなものがあるのか、どれくらいの証明ができる証拠になるのか、専門家である弁護士に相談することが重要です。

弁護士に相談せずにご自分で内容証明などを作成し送付した場合に、証拠が不十分で請求が困難になったり、トラブルに発展することもあります。

相談時点で証拠が揃っていない場合でも、弁護士に相談することで証拠を獲得するためのアドバイスを受けることもできます。

また、相手がどこの誰なのかをどこまで特定できるのかを確認しましょう。

相手の情報が不十分でも弁護士に依頼することでより正確に相手の情報が得られる場合があります。

不貞行為を立証する証拠として、探偵の調査報告書によるホテルなどに入っている写真は有力な証拠となるでしょう。

もっとも、探偵事務所への調査費用は安くとも数十万円から、数日調査を要する場合には１００万円以上となってしまう場合もあります。

また、探偵事務所の調査費用そのものが法的な損害として認められるわけではないので、慰謝料の金額がそれほど多く回収できなかった場合には調査費用を賄えない場合もあり得ます。

他方で、メールやＬＩＮＥのやり取り、ドライブレコーダーの映像などによって不貞行為を立証し、慰謝料請求が認められた事案も多数あります。

まずは、現在お持ちの証拠でどこまでの立証ができるのか、浮気・不倫問題に詳しい弁護士にご相談されることをおすすめします。