〒040-0004 北海道函館市杉並町8-20 オカダビル1階
函館市電杉並町電停から徒歩2分 駐車場:有 弁護士 丹澤 友佑(函館弁護士会所属)
このページをご覧になっている方であれば、肉体関係をもった相手の妻や夫から、あなたが働いている職場や、上司や同僚といった職場の人たちに、あなたと相手の不倫をばらすと言われていて、対応にお困りだと思います。
相手の配偶者の言い方によっては、まさに脅されているように感じて、大変なストレスを感じていることと思います。
相手によっては、職場にばらされるのが嫌なのであれば、高額な慰謝料を支払え、といった、相場以上の慰謝料を請求してくる方も見受けられます。
そのような場合に、やむを得ず相場より高額の慰謝料を相手の請求通りに支払っても、後になって同じことについて再度慰謝料を請求されたり、また不倫を再開したのではないか、と再度疑われて追求をされることも少なくなりません。
また、職場にばらされてしまった場合、現在の職場にいられなくなって異動させられてしまう、あるいは、仕事を辞めざるを得なくなってしまう、といった不安を感じてらっしゃるのではないでしょうか。
相手の妻や夫から不倫をばらすと言われている場合に、対応としてどうすべきか、まずはこのページを参考にして冷静に対応しましょう。
不倫相手の配偶者から、職場にばらすと言われるパターンに多いのは、不倫相手と慰謝料請求をされている方が同じ職場の同僚というパターンです。
一般論として、不倫関係になる相手が職場の同僚というケース自体比較的多いです。
相手が職場の同僚である場合に、不倫相手の配偶者が職場にばらすと言ってくる目的や理由の一つは、同じ職場に相手が居続けることで、再び自分の配偶者と肉体関係をもつのではないか、という懸念があるからです。
相手の職場や勤務地が変更になるだけにとどまらず、会社を退職してくれればそのような懸念はより減るわけですから、退職することを要求してくる方も多くいらっしゃいます。
もっとも、相手の夫婦が離婚しない場合には、職場に不倫の事実が知られてしまうと、不倫をした配偶者の側も処分を受けたり、職場で肩身の狭い思いをすることになるのが一般的です。
そのため、同じ職場に居続けることで再度肉体関係をもつのではないかということを懸念して、職場にばらすと言ってくる方の場合に、実際に職場にばらされてしまうという可能性はそこまで高くはないかもしれません。
相手と慰謝料請求をされている方が同じ職場でない場合等で、相手の配偶者から職場にばらすと言われるパターンに多いのは、相手の配偶者の方に制裁を加えたいという気持ちが強いパターンです。
悪いことをしたのは、相手の配偶者と不貞行為をした相手なのに、相手が平然と職場に通って生活しているのが耐えられない、不倫をされた自分だけが苦しんでいるのはおかしい、といった考え方をされる方はそれなりにいらっしゃいます。
このような方の場合、理屈よりも感情が優先になっていることがありますので、匿名で職場に不倫の事実をメールをしたり、といったことを実際にされかねません。
職場にばらさないことと引き換えに高額の慰謝料を請求してくる、といった方よりもある意味では対処により注意が必要かもしれません。
いずれのパターンにしても、不倫相手の配偶者が落ち着いた態度で冷静に話し合いができるタイプの場合に比べて、不倫の慰謝料の問題に詳しい弁護士に相談する必要性が高いとは言えるでしょう。
不倫を職場にばらすと相手の配偶者が言ってきている場合、弁護士に対応を依頼することには大きなメリットがあることが多いです、
それは、依頼をした弁護士が事案や相手のタイプに応じて、相手の配偶者に適切に対応することで、不倫を職場にばらすことを止めさせることが出来るケースが多いからです。
弁護士は依頼を受けた場合、一般的には事件の相手方に対して「受任通知」という通知を送付します。
受任通知において、弁護士は事件を依頼したあなたから事件を受任した旨と、事件については弁護士が受任した以上は弁護士が窓口となるので、通知後は依頼をした本人や職場、家族などに連絡しないように通知します。
緊急性を要する場合には、取り急ぎ電話で相手に連絡をすることもありますが、通常は電話だけではなく後からでも通知を文書で送付します。
相手の言動によっては、職場に不倫の事実をばらすという行動をした場合に相手が受ける不利益等を記載した上で、仮に不倫の事実を相手がばらしてしまった場合には逆に相手の法的な責任をこちらから追及するといった警告を受任通知に記載する形ですることもあります。
受任通知を受け取った相手の配偶者の多くは、弁護士を介さないで直接あなたに連絡してきていた場合に比べて、落ち着き、いったんは冷静になることが多いです。
また、不倫を職場にばらさないことと引き替えに慰謝料の金額をつり上げようとして来ている方についても、弁護士に委任することでスムーズに解決できることがあります。
職場に不倫を実際にばらされてしまった場合には、相場よりも高い慰謝料の支払いを受けるということがかえって難しくなるわけですから、弁護士から事案に即した適切な慰謝料の金額を相手に説明し、相手も弁護士に委任した場合にかかる費用や訴訟になった場合にかかる時間との兼ね合い等から、妥当な解決であることを納得してもらい解決できる、といったケースが比較的多いといえます。
他方で、中には、慰謝料を請求されている側が弁護士に委任したこと自体にも腹を立ててヒートアップし、冷静にならない方もいらっしゃいます。
ですが、そのような方に対しても、繰り返し弁護士から、弁護士に本人が委任した以上直接本人に連絡をしたり、職場にばらすといった脅しをしても意味がないこと、むしろ話し合いや慰謝料の支払いが困難になること等をお伝えし毅然と対応し続けることで対処することができることが多いと言えます。
このような対応については、依頼を受けた弁護士の経験や交渉力によるところも多いため、どのような弁護士に依頼するかは注意が必要でしょう。
また、こちらに弁護士が就いたことで、自分の方も弁護士に委任する必要を感じて、実際に相手の方も別の弁護士に委任するといったことも多くあります。
相手にも弁護士が就いた場合は、その後は弁護士同士の基本的には書面でのやりとりになります。
一般的には、相手の配偶者はご自分の弁護士から、職場に不倫をばらした場合のデメリットの説明を受けたり、弁護士が就いたにもかかわらず弁護士を介さずに直接連絡等をした場合には依頼を続けることが難しくなること等を説明されます。
そのため、相手にも弁護士が就いた場合には、職場に実際に不倫をばらされてしまう、といったリスクはもはやかなり低くなったと見ていいでしょう。
他方で、不倫相手の配偶者が精神的に重大な問題を抱えているなど、冷静な判断力を失ってしまっている場合、弁護士がどのように対応しても、本人に連絡することを止めないといったケースもないわけではありません。
こうしたケースについては、こちらが話し合いによる交渉を希望したとしても、まともに話し合いにならない可能性が高いため、話し合いでの解決を打ち切って訴訟等で粛々と対応していくしかない場合もあります。
脅迫に該当する言動等については、警察への相談や被害届の提出を通じて捜査機関に協力を求めたり、逆に慰謝料を請求するといった訴訟を提起するといった対応が必要になるケースもないわけではありません。
相手が、弁護士からの通知に対しても止まらず、冷静に話し合いをすることができないような方の場合、ご不安だとは思いますが、弁護士と緊密に連絡を取りながら毅然と対応していくしかありません。
このような場合は、不倫慰謝料の事件に詳しい弁護士に実際の依頼をして対応を委任するのがもっとも望ましいと言えます。
不倫相手の配偶者から不倫を職場にばらすと言われている場合、相手の意図はどこにあるのか、どのように対応したらいいのかといった点について、不倫や浮気の慰謝料問題に詳しい弁護士にご相談をすべきです。
特に、適切な解決に向けて、安心して手続きを進めて行きたいのであれば、全国的に広告を打って不倫慰謝料の事件を集客しているような事務所ではなく、きちんと顔が見える地元の弁護士に相談をすべきでしょう。
電話やLINEでとりあえず簡単に依頼できるような事務所の場合、在籍している多数の弁護士から誰が担当になるかもわからないことが多いですし、相手から職場にばらすと言われていてご不安な気持ちについて適切なフォローをすることは遠方の弁護士には困難です。
それどころか、弁護士が直接依頼者とほとんどやり取りをせず、事務員任せになっている事務所も中にはありますので注意が必要です。
相手のタイプによっては、訴訟にせざるをえなかったり、解決までに時間がかかる可能性がある以上、ご自身で信頼できる弁護士を選んで依頼をするべきです。
函館弁護士会や法テラス等の連絡先に連絡しても、相談日は予め決まっていますし、近い日程の相談が埋まっている場合、近い日程で速やかに相談をすることはできません。
また、相談担当の弁護士を選ぶことはできませんので、不倫慰謝料の問題に詳しくない弁護士に当たる可能性もあります。
当事務所の弁護士は、これまで函館市や北斗市といった道南地域に密着して、地域の方々からの多数の不倫慰謝料や離婚の相談をお受けしてきた実績があります。
もちろん、職場に不倫をばらすと言ってきているケースにも対応して、最終的に和解が成立して解決した案件の実績もございます。
また、当事務所の弁護士は、カウンセラーの資格を多数取得し、相談や業務に活かすなど、独自の専門性も有しています。
函館市や北斗市、七飯町や森町、またその他道南地域の方で、不倫相手の配偶者から不倫を職場にばらすと言われていてお困りの方は、ぜひ当事務所にご相談ください。
上記はあくまで一般論ですので、個別の事情によって慰謝料の減額が認められるかどうか、慰謝料の金額がどの程度になるかは異なります。
不倫の慰謝料請求を受けて減額ができるかどうか、お悩みの方は、多数の相談・解決の実績を持つ当事務所にぜひ一度ご相談ください。
初回の相談料は無料となっておりますのでお気軽にお問い合わせください。
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