〒040-0004 北海道函館市杉並町8-20 オカダビル1階
函館市電杉並町電停から徒歩2分 駐車場:有 弁護士 丹澤 友佑(函館弁護士会所属)
配偶者が不倫をしていることが疑われる怪しい行動をとっている場合や、友人知人から配偶者が自分ではない異性と親密にしているところを目撃した等聞いて不倫が確信となった場合などで、どのように不倫の証拠を収集するか、お悩みのことと思います。
また、既に何らかの不倫の証拠がお手元にある場合であっても、その証拠だけで相手に慰謝料請求をしても問題ないか、証拠として十分かどうか、判断に迷う方は多いと思います。
不倫の証拠は十分とご自身で判断して、不倫相手にいざ慰謝料を請求したとして、そこで交渉がスムーズに進まなかった場合、その段階になってから新たに不倫の証拠を収集することは難しい場合も多いでしょう。
不倫の証拠がまだ収集できていない場合に、まず探偵や興信所などに調査を依頼して調査をしてもらうというのも一つです。
しかしながら、一般的には探偵や興信所へ支払わないといけない調査費用は高額になることが多く、不倫相手に慰謝料を支払ってもらえるかどうかも不確実な段階で、費用を払って調査を依頼するのは金銭的なリスクが非常に高いです。
特に、函館市や北斗市で探偵や興信所に調査を依頼した場合、札幌などの遠方から調査員が出張してくるケースも多く、調査の日数がかかる場合、獲得が見込まれるであろう慰謝料よりも調査費用の方が高くついてしまう、といったこともあり得ます。
どうやって不倫の証拠を収集したらよいかわからない、あるいは、証拠はあるが十分かどうか判断がつかない、そういったときはまず弁護士に相談してみましょう。
不倫や不貞行為があったかなかったか、あるいは、不倫や不貞行為の回数や期間などが問題になった際に、実際に裁判や交渉の段階などで提出されることが多い代表的な証拠は次の通りです。
なお、探偵や興信所に依頼をしないでもご自身で収集できる可能性のある証拠に限定しています。
まず最初に、配偶者や不倫相手にばれることなく収集が可能であるものから順に説明します。
⑴写真や動画など
配偶者と不倫相手の性行為中や裸の写真や動画といった証拠は、一般的には不貞行為の証拠としては強力な証拠なります。
特に性行為中の写真の場合、直接に不貞行為を認定する証拠となるため、このような強力な証拠が得られた場合は、証拠が足りなくて不倫相手への慰謝料請求をするのが難しい、といった事態は考えにくいです。
一般的な感覚からすると、性行為中の写真や動画をその配偶者が手に入れることができる場面というのは考えにくいような気もします。
もっとも、携帯の写真フォルダやLINEのトーク履歴に残っていたり、クラウド上に保管されている等してタブレット端末で見ることができて証拠を確保できた、といったケースなどは比較的実務では見聞きします。
なお、性行為中の写真や動画であっても、不鮮明であったりして相手の顔などが全くわからないものについては、それだけでは強力な証拠となりえない場合もあります。
配偶者と不倫相手が車で一緒に外出等している場合に、社内にドライブレコーダーを置いて録音したものなども証拠として提出されることがあります。
録音についても、車内で性行為に及んでいる場面であったり、キスをするなど親密にしている様子が録れる場合はありますが、映像がない以上、内容によってはその証拠だけでは個人の特定がうまくいかないといったことはあり得ます。
また、直接的に性行為中の動画や写真ではなくても、キスをしていたり、ホテルへの出入りの写真であったり、腕を組んだり親密な様子の写真や動画なども証拠にはなりえます。
もっとも、直接的に性行為が撮影されているものとは違って、不貞行為を推認する証拠となることが多いため、中には証拠として推認力が弱いとされるものや、相手から弁解されやすい証拠もあります。
⑵LINEやメールの履歴など
LINEやメールなどで、その直前の性行為の感想を言っていたり、宿泊を伴う旅行の打ち合わせなどをしていたりといった履歴が残っている場合にも、不貞行為を推認する証拠になります。
配偶者からしてみると親密なやり取りをしているだけであっても許せないとは思いますが、単に食事やショッピングに行っただけであったりといった内容であれば、不貞行為を推認する証拠としては弱いです。
⑶領収書やクレジットカードの明細等
ホテルの領収書やクレジットカードの明細から、配偶者が不貞相手と一緒に宿泊した事実が証明できることもあります。
ラブホテルのポイントカードやスタンプカードなども形状によっては、不倫相手と宿泊した事実を立証できるかもしれません。
また、ドライブレコーダーやGPSなどからも配偶者がラブホテルに滞在や宿泊した事実は証明できる場合があるでしょう。
ホテルの利用の事実以外にも、クレジットカードの明細等では、不倫相手へのプレゼントを購入した事実であったり、出張と言って出かけていたのに明らかに嘘で不倫相手と遊んでいたといった事実が明らかになるといったこともあります。
また、クレジットカードの明細等については、紙の明細が処分されていてもWEBで遡って確認することができる場合が多いです。
もっとも、これらの証拠だけでは、配偶者が誰かと不倫をしている事実は推認できても、その不倫相手が誰なのかまでは証明できない証拠であることが多いことには注意が必要です。
そのため、他のLINEやメールの履歴や写真といった証拠と組み合わせて利用する場面が多いでしょう。
上記の配偶者や不倫相手にばれずに収集できる証拠の収集がおおむね完了した後には、配偶者や不倫相手を直接問い詰めたり、あるいは実際に不倫相手へ慰謝料を請求したり、といった場面になるでしょう。
もちろん、その前に弁護士に相談や依頼をしてしまってもいいですが、もしその前に直接配偶者や不倫相手を問い詰めるのであれば、その際に最低限録音はしておきましょう。
配偶者自身が不倫を認めたり、不倫したことを謝罪した上で離婚はしないように求める発言などを録音できれば、一般的にはそれは強力な証拠になります。
録音だけではなく、書面にしてもらって署名押印してもらうのもよいでしょう。
なるべく抽象的な内容ではなく、肉体関係があったことを具体的に認めさせるのが証拠としての力を強める観点では望ましいです。
日付や、行為に及んだホテル、相手の名前や会った回数や不倫の期間などを詳細に認めさせることができれば、不倫相手が言い逃れをすることはそれだけ難しくなります。
不倫相手を直接問い詰めて不倫を認めさせた録音や書面なども、もちろん証拠にはなります。
もっとも、不倫相手が追及されて素直に不倫を認めるような方である場合は、他の証拠が揃っていることも多いですから、必要な場面はあまり多くはないでしょう。
不倫相手を直接問い詰める場合は、不倫相手から、後になって、脅されて不倫を認めさせられた、とか、法外な慰謝料の支払いを脅されて約束させられた、といった主張をされないたに録音等しておくのが望ましいでしょう。
これまでご説明したとおり、探偵や興信所に依頼をしなくてもご自身で収集できる証拠を集めた上で、不倫や浮気の慰謝料問題に詳しい弁護士に相談することで、慰謝料請求をスムーズに行うことが可能になるケースはたくさんあります。
弁護士に相談をしないまま、探偵や興信所に多額の費用を支払って依頼をすることは、ケースによっては費用倒れになるリスクが高いです。
適切な解決に向けて、弁護士と緊密に連絡を取りながら、安心して手続きを進めて行きたいのであれば、全国的に広告を打って不倫慰謝料の事件を集客しているような事務所ではなく、きちんと顔が見える地元の弁護士に相談をすべきでしょう。
当事務所の弁護士は、これまで函館市や北斗市といった道南地域に密着して、地域の方々からの多数の不倫慰謝料や離婚の相談をお受けしてきた実績があります。
もちろん、ご依頼を実際にいただいた案件の解決実績も豊富にございます。
また、当事務所の弁護士は、カウンセラーの資格を多数取得し、相談や業務に活かすなど、独自の専門性も有しています。
函館市や北斗市、七飯町や森町、またその他道南地域の方で、不倫の証拠収集で悩んでいる方や、証拠は確保しているけれども十分かどうか、このまま慰謝料を請求してしまっても大丈夫かどうか等で悩んでいる方は、ぜひ当事務所にご相談ください。
上記はあくまで一般論ですので、個別の事情によって慰謝料請求が認められるかどうか、慰謝料の金額がどの程度になるかは異なります。
不倫の慰謝料請求でお悩みの方は、多数の相談・解決の実績を持つ当事務所にぜひ一度ご相談ください。
初回の相談料は無料となっておりますのでお気軽にお問い合わせください。
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